スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2021年04月16日

プリコックFETを作りたい①設計編

 メルカリで自作のFETを出品してるしてるのですが、先日発送の準備をしながら「なんかギミックほしいな〜」って考えてたら、
・アクティブブレーキ
・プリコック
なんて言葉を思いついて、アクティブブレーキは仕組みが思いつかないのでプリコックのみ追加します。

 ちなみにメルカリのURLを貼っとくので、興味のある方は見てください。
https://www.mercari.com/jp/u/107640275/


 てなわけで、これが現在使っている回路です。

 トリガーを引いてG-S間(水色)に通電することでFETのスイッチング機能によりD-S間(黄色)にも通電してモーターが動きます。

カットオフレバーが作動するかトリガーが解放されるかで電流が遮断されると、リンギングノイズというノイズが発生してFETに悪さをするので左端のコンデンサで吸収します。(水色)
一方でSBDはモーターが停止したときの逆起電力を短絡させて回路を保護します。(オレンジ)


さて、こいつにプリコック機能を追加するにはどうするか。 
ピストン後退&装填→発射→ピストン後退&装填→・・・
というサイクルについて、通常「発射」の後に停止するのを「発射」の後の「ピストン後退&装填」の最中に停止させるようにします。

 そこで回路をこんな感じにします。

 新たに可変抵抗・ダイオード・コンデンサ・スイッチを追加しました。
 なにがどうなっているかというと、まずトリガーに通電するとコンデンサ②に充電されます。

 トリガー解放かカットオフレバーの作動により電流が遮断されるとコンデンサ②に充電された電気が可変抵抗により単位時間あたりの放電量が制限されてFETに入力されます。

 入力される電流は微小ですがFETの信号増幅機能が十分大きいためトリガー通電時と同様にモーターに通電します。
以上より、上記のサイクルの「発射」のあとにトリガーに通電しなくてもモーターが動いて、「ピストン後退&装填」の最中に停止して、プリコックになります。

 可変抵抗を使うのはエアガンの個体差や好みにあわせて調整したいのと、スイッチを追加するのはプリコックのキャンセルがしたいからです。
 
では、次回試作・完成?編でお会いしましょう。  


Posted by うぺペぺペ at 13:32Comments(0)FET